協会についてAssociation
設立趣意
協会設立の目的
占いの起源とは、恒常の中で変化する季節を読むためのもの、つまり暦のことであり、いつの日に種をまき収穫をすれば一番良いか生きていく上で大切なことを知ることに繋がります。
古来より人と占いは密接に関わりあってきました。先が見えないからこそ人は幸せを願うのであって、そのために占いを使ってより良い選択肢を見つけ出そうとしてきたのではないでしょうか。
占いによって、その人の一生に大きな影響を与える場合も多々あります。そのため中途半端な知識や経験で占えば、良いことも悪く、悪いことが一層悪くなって不幸な結果になりかねません。また、たとえ経験や知識があるからと言って、人格が劣るような占い師が鑑定すれば同様に不幸です。
当協会を設立した目的は、尊敬と信頼される占い師を未来に渡って育てていくことで、そのためには、知識を学ぶ場と、修得した知識を正しく伝えていくことのできる体制、仕組みが必要になると考えたからです。
協会名「三才占學誠山協会」の三才(さんさい)とは、易の三才観「宇宙を構成するのは、天人地の三要素である」の意味が述べられている「繁辞伝・説卦伝」から引用し、基本・基礎がいかに大切であるかを忘れないようにとの思いから協会名に付けました。
一般社団法人 三才占學誠山協会ルーツ
協会ルーツについて、代表理事である今井誠象が見聞きしたことを記します。
藤田乾堂先生は安倍晴明から代々続く土御門家最後の陰陽博士でした。明治三年の天社神道廃止令において土御門家は終結を迎えましたが、陰陽博士という称号は残され、最後の陰陽博士が藤田乾堂先生です。
乾堂先生から直接師事したのが田老師(愛知県一宮市)であり、田老師は乾堂先生が名古屋へ立ち寄る度に占術を学んでいたそうです。当時土御門の秘伝を学ぶには非常に高いハードルがあり、分かっている範囲では、当人の資質はもちろん、家柄、身分など細かく審査されたとのことです。
臣宿師匠は、田老師に20代で弟子入りし、「見て学べ」と言われ、鑑定しているのを傍で見聞きして易や四柱推命を会得されました。田老師の誤占は、鑑定を見ていた限り一度もなかったとのことです。臣宿師匠もまた修行時代から四柱推命を研究して命宮法という独自の鑑命法を編み出し、実践鑑定から十干十二支の隠された象意を事細かに解明しています。三才占學誠山協会は、その鑑命法を引き継ぎ後世に正しく伝えていくことを使命に立ち上がりました。
すべてを言い当てたという天明堂の森喬先生の占術は、高松易が基になっているのは分かっているのですが、著書がなく弟子もいなかったため残念ながら詳細は分かっておりません。ただ、易学研究誌には当時に記録された天明堂占話が残っています。その占例を読みながら現在研究解読を続け、分かる範囲で後世に伝えていきたいと考えています。森先生の鑑定場所は現在の地下鉄鶴舞線川名駅の近くにありました。川名駅が開業したのが昭和52年のことですが、それまでは近くに駅がなく毎朝鑑定を受けたい人が行列をなして歩いていたため、その不便さ解消から川名駅が設置されたとのことです。そのような駅を設置させるほどの易者であるので「川名の八卦」とも呼ばれておりました。
金子雅子先生については、日本の西洋占星術の礎となった石川源晃先生の高弟であり、名古屋の朝日カルチャーセンターで西洋占星術講座の講師を務められていましたが、代表理事の今井は、当時の約3年間、直接学ばせていただきました。
加藤大岳先生の写真と直筆サイン
加藤大岳先生の晩年時の貴重な生写真と直筆サインです。
撮影場所は名古屋で開催された易学協会での勉強会にて、同席した田老師による撮影の写真です。サインは臣宿師匠が若かりし頃、大岳先生の有名な著書「易法口訣」を手に緊張しながらサインをしてもらったそうです。
代表理事あいさつ
プロフィール
氏 名 | 今井誠象 blog YouTube |
年 齢 | 1965年生まれ |
出 身 | 愛知県一宮市 |
所 属 | 一般社団法人 三才占學誠山協会代表理事 |
占 術 | 四柱推命 周易 五行易 六壬神課 西洋占星術 ホラリー占星術 紫微斗数 九星 奇門遁甲 |
数千年前から伝わる占術を正しく継いで、隠された秘密を解明しながら、それを後世に正しく繋いで行きたい。という思いから三才占學誠山協会を立ち上げました。三才というのは天人地の三つを指し、天と地が交わって人が生まれるという意味があり、東洋占術の基本的な考え方です。
このように書くと、とても難しいように思われますが、占いを学ぶことを楽しむことが大切なことで、いかに楽しんで学べる環境にあるかも考えていく必要があります。
当会で占いを学ばれた方が、ここに入って勉強して良かったと心から言えるよう頑張って参ります。
自己紹介
小学生の時に手相の本を購入し、中学・高校生で四柱推命、姓名判断を独学するというちょっと変わった?学生でした。
その頃より自分の技量を試す意味で何人もの占い師に鑑定してもらうもピンとこず天狗になってしまったところがあり、また占い師になるという気持ちもなく大学を卒業後一般企業に就職。
しかし入社後すぐに出合った一人の占い師(臣宿師匠)の技量と能力の凄さに衝撃を受けて、占いの奥深さと自身の未熟さを再認識させられることに。その後何度かその先生への弟子入りを考えるが、環境が調わず15年の月日が経ったころ、ついに念願かない本格的に指導を受けることに。
弟子入り後約10年の期間で、四柱推命奥秘伝及び周易奥秘伝を伝授いただき修得することができました。また西洋占星術においては、日本の占星術の礎を築いた石川源晃先生の一番の高弟である金子雅子先生(著書:予測占星学ノート 中日新聞社出版)から直接学ぶことができてとても幸運でした。
素晴らしい師との出会いはまさに感謝の言葉しかありません。
現在は一般社団法人 三才占學誠山協会代表を務め、鑑定を行う傍ら講座にて後進の育成に当たっています。これから占いを学びたい方、三才占學誠山協会のメンバーとして一緒に学び研究して行きませんか?皆様のご参加をお待ち致しております。
協会概要
組織名 | 一般社団法人 三才占學誠山協会 |
住所 | 名古屋市中区錦3丁目-5-21 錦HOTEIビル4階 地図 |
電話番号 | 052-265-6810 090-8473-7052 |
登録年月日 | 2019年11月1日 |
代表理事 | 今井誠象 |
協会沿革
2014年10月 | 誠山会設立 |
2014年10月 | 第1期四柱推命講座開始 |
2015年4月 | 第2・3期四柱推命講座開始 |
2015年9月 | 第4期四柱推命講座開始 |
2016年1月 | 第1期周易講座開始 |
2016年3月 | 第2期周易講座開始 |
2016年4月 | 第5期四柱推命講座開始 |
2016年10月 | 第6期四柱推命講座開始 |
2016年11月 | 第1期六壬神課講座開始 |
2017年10月 | 第7期四柱推命講座開始 |
2017年10月 | 第2期六壬神課講座開始 |
2018年4月 | 第8期四柱推命講座開始 |
2018年10月 | 第9期四柱推命講座開始 |
2019年2月 | 第3期周易講座開始 |
2019年4月 | 第10期四柱推命講座開始 |
2019年11月 | 一般社団法人 三才占學誠山協会設立 |
2020年4月 | 第11期四柱推命講座開始 |
2020年10月 | 第12期四柱推命講座開始 |
2021年4月 | 第13期四柱推命講座開始 |
2021年10月 | 第14期四柱推命講座開始 |
2022年4月 | 第15期四柱推命講座開始 |
2022年10月 | 第16期四柱推命講座開始 |
2023年4月 | 第17期四柱推命講座開始 |
2023年10月 | 第18期四柱推命講座開始 |
2024年4月 | 第19期四柱推命講座開始 |
三才占學誠山協会組織図
活動方針
- 人格・技術ともに優れた占い師を育成する。
- 占いを学び、それを生かせる場所や機会を作る。
- 占いの正しい理解を世間に広めていく。
- 隠された占術を解明し、後世に継承する。
活動内容
- 占い師の養成および活動支援
- 占い講座の開催、講師の養成
- 占い講座のための教材作成および販売
- 風水吉方位取りツアーの開催
- 占術普及のための研究会、講演、各種セミナーの開催
- 占術普及のための調査、研究の実施と成果発表会の開催
- 占術普及のための出版物、刊行物の発行
- 占術普及のための商品の企画作成および販売
- 占術を推進するネットワークの育成
- その他、本協会の目的達成に必要な業務
禁止事項
- 会員間における宗教的勧誘またはネットワークビジネス等の勧誘。
- 占いに関連付けての物品販売。
- 霊感商法と思われるような行為。
- その他、協会規約違反となる行為。
- 上記事項に該当した場合は、退会処分とします。